転職エージェントから見た転職成功事例4(派遣社員から遊技機メーカー社員に)

転職エージェントから見た転職成功事例4(派遣社員から遊技機メーカー社員に)

公式サイト

遊技機メーカー社員になるまでの道程

転職エージェントから見た転職事例の紹介の第4回目です。
今回ご紹介する成功事例は、大学・専門学校を中退後、自ら少しずつキャリアを積んでパチ・エージェントへ登録した方のエピソードとなります。今回の事例は、求職者本人が自力で転職を決めたにすぎませんが、そこに至る過程は参考になると思いますから最後まで読んでいただけると嬉しいです。
それでは早速、遊技機メーカー社員になるまでに彼が歩んだ道程をご紹介します。

派遣を活用してのキャリアアップ

今回の対象者は、大学中退後に専門学校に入りまたも中退した経歴がありました。そこから、30歳で目指していた遊技機メーカーの開発職に就けたわけですから、道のりは平坦ではなかったことは容易に想像がつきます。
彼は学校を中退しましたが、PCスキルは社会人で通用するレベルまでを習得していました。派遣登録後、そのスキルを活かせる仕事をいくつか案内され、そして、ついに遊技機メーカーの派遣社員として目標であった開発業務に携わることができたのです。(後述しますが、派遣社員として働くことが正社員への近道ということにはなりませんのでご注意を!)そこで、業務効率を上げるために学校で学んだプログラミング言語の基礎に独自に学習を重ね、派遣先メーカーで業務成果を確実に積み上げていったのです。プログラマー職ではありませんが、パチンコ企画のアシスタントとして社員の方が判断し易いよう、数値化できるものは数値化するための開発ツールを作り派遣先で貢献したのです。彼とっても大きな自信となったことでしょう。
派遣先の遊技機メーカーでも、彼の評価は高く複数の部署から誘いがあったようですが、30歳になることで正社員としての働き方を熱望していた時にパチ・エージェントのある求人を見つけたのです。すぐに(無料)転職相談に申し込んでくれて、結果、スムーズに転職が決定しました。

エージェントから見た転職成功要因

客観的に見て、大きく遠回りしてしまったようにも見えますが結果、本人の希望に完全に合致したメーカー・職種に就くことができました。また、エージェントとして彼の人柄や失敗の経験から学んだ強みにより、転職先の遊技機メーカーでも業務成果を残せると思います。そんな彼が、遊技機メーカーの開発職への転職に成功した要因をいくつか挙げてみると・・・。
(1)自身の経歴(過去)を受け止め、謙虚にひたむきに努力をし続けたこと
(2)仕事で活かせるスキル(特にPCスキル)を継続して磨き続けたこと
(3)柔軟性と拘りをバランスよく共存できる人物であったこと
(4)良い意味で楽観的であり、また、前向きに物事を考えられること
以上のようなことが、エージェントから見た転職の成功要因だと思います。
まず(1)についてですが、大学も専門学校も辞める必要はなかったと客観的には思います。ただし、おそらく彼はこの学校を2回辞めた経験によって、(2)の取り組みや派遣社員として向上心を持ち続けスキルアップに成功したともいえます。(2)については、ただ単に基礎スキルをより高度なスキルにするためでなく、目的(今回の場合は業務の効率と効果を向上させること)を明確にしたうえで必要なスキルを都度、手にした結果なんだと思います。(3)(4)に関しては彼の性格なのでしょうが、素直で謙虚な人柄の中に自信が見え隠れするような逞しさを共存できていました。このあたりが私から見た、転職の成功要因です。
その上で、とある遊技機メーカーの求人が彼には天職であったのでしょう。彼は転職相談での面談の中で、初めからこの求人だけ限定での転職活動のつもりでしたし、私もこの求人で彼が採用される可能性が高いと感じていました。きっと、派遣で働いていた遊技機メーカーでも、いずれ正社員として登用されていたと今でも思っています。


派遣社員から遊技機メーカーに転職が成功した事例のまとめ

今回のケースから学べることとして、遊技機メーカーに就職する道筋は多くあるということです。学校で学んで新卒採用活動で入社する道もあれば、今回のように派遣社員でキャリアップした上で業務実績を残し自信をつけるなど。他にもいくつもの道があるのです。
とはいえ、新卒採用と中途採用では採用側の採用基準【(参考)中途採用と新卒採用の違いについて】も異なりますし、年齢によっても採用基準が異なります。限られた時間の中で、目標をもって不足している部分を補う取り組みが必要不可欠です。

まとめ
派遣社員から遊技機メーカー社員になれたケースから学べることをまとめます。

◆経歴を参考にするのではなく、業務に取り組む姿勢を真似る
ただただスキルアップ目的で派遣社員として働くだけでは、道が開かない場合もあります。今回のケースで学べることは、派遣社員として派遣を受け入れている企業側が想定以上と感じるような働き方をしたことです。このためには、先ほどの転職成功要因で記した自身の強みを更に磨き上げることが大事だと思います。

◆派遣社員も社員と同じ目的意識をもつ
上記と似た内容になりますが、働く意識レベルは派遣先の社員と同等か、あるいはそれ以上の気持ちで働くことで自分自身のキャリアアップにつながります。少し言い換えると、時間給の意識よりも業務成果の意識を強く持つことで自身の価値が上がるのだと思います。(なかなか、簡単な話しではないと思いますが・・・。)今回のケースでは、本人がやりたい業務内容を派遣で紹介されたことで実際に行うことができ、そこにのめり込んだ結果、スキルアップや成果物といった財産を手に入れられたことが大きいと思います。

さいごに

もしも、遊技機の開発に携わる仕事に就きたいと考えている方には、そこにたどり着くために多くの道筋があることは分かっていただけたかと思います。ただし、この多くの道筋が自分にとっては具体的に何なのかが明確に分からない方も大勢いることでしょう。
そのような時は、一人で考えるよりも転職エージェントと話をすることで自分の道筋が見えてくると思います。気軽にパチ・エージェントの【無料】転職相談をご活用ください。